2006年9月アーカイブ

ポイントと信用

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買い物をするとポイントがつく。カードでポイントだけカウントしていくもの、クレジット機能がついたもの、商品の販売や定期券と一緒になったもの。飛行機の搭乗でマイルのたまるものもある。そして、近頃はこれらのマイルが互いに交換可能になってきていることが特筆される。はじめは値引き後払いのつけまわしをする仕入先へのいやがらせのような制度だったのが、いつのまにか通貨もどきとなってきている。金額も半端ではなくなってきている。元が金利や運賃のような経費だからたかをくくっているととんでもない金額にふくれあがる。いまやこのおまけのような「しっぽ」に商売人は振り回されているのではないか。ポイントの計算にコンピュータは欠かせない。裏返せばコンピュータの発達がポイント制度という通貨を可能にしたともいえるだろう。ポイント制度を損しないように運用するには現金でカウントする本来の金利感覚を失わないようにすることが重要だ。常に支払う販売業者も、ゲットする顧客の側も全体を見失わないようにしないと分散して訳がわからなくなるだろう。販売促進に必須だが運用は意外にむつかしい。

マッティ・サラステ

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マッティ・サラステの生前の言葉
「実験するということは、すでに知られていることとまだ知られていないことの境目にある、最新の科学上の問題に取り組むことだ。これは、インテリや、数学、あるいは物理学の完璧な天才であってはならない。問題を理解するには、考えたり、読んだり、体験したり、さらにまた計画を練ったりすることが必要なのだ。他方で、考えるのは最小限にして忙しく手を動かし続けることも可能だ。研究での行き詰まりは、たいていの場合、実験にあるのだから。」

スカベンジャー

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スカベンジャーという甲殻類の腐肉食動物は種多様性が浅海域でもっとも大きく、深海へ行くにしたがって種の数と個体数の総数は減少する。個々の個体はそれとは逆に大型化していくそうだ。オオグソクムシ類という巨大な等脚類がなかでも群を抜いて大きいそうだ。アンドリューパーカーの「眼の誕生」を読んでいると興奮させられる。
カンブリア紀の突然の爆発的進化の謎を、彼は大胆な仮説と豊富な資料で説得力あるかたちで描いている。若い知性が私の永年疑問に思っていたことを明快に説明している。すばらしい。

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