情報は人
これまでいくつかの転換点となるべき局面で人との出会い、人からもらった言葉、人から学んだこと、人からうけとったさまざまな情報が重要な働きをしてきたと感じている。
とくにものの見方、判断の仕方、選択する情報の読み方は自分で磨こうと思っていてもとても身につけることはむつかしいといえるだろう。目の前で人から身をもって示してもらうことではじめて納得できる。簡単なことがはじめてかんたんなこととして理解できる。
意味のわからない言葉、聞いたことはあるがどのように使われているのかわからない言葉が、あるときを境にして生き生きと自分の耳に入ってくる。流れるように自然に周囲が理解できるようになる。
子供のころは周囲のおとながすべて先生であり、これらのことを教えてくれる社会そのものであった。いつのころからか周囲はそんなことは知っていて当然という大人の扱いをするようになり、冷たく突き放すようになっているのだ。そうしたときに思いやりのある言葉やちょっとしたアドバイスがどれだけありがたいか、人に情報を与えることのできる人はすばらしいと思う。