2001年6月アーカイブ

医療制度改革、違法コピー

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経済財政諮問会議の経済/財政運営の基本方針が示した医療制度改革の方向につき、日本医師会が批判。医療の第一義的目的は人命の尊重と保護にあり、市場経済原理が必ずしもなじまないことを確認すべきだ。というもの。これは教育にも同じようなことがいえるが、なおかつこうせざるをえないという現実がある。それぞれの現場にいる当事者が現状認識を欠いているという点で共通点がある。

批判は批判としてきちんと踏まえた改革が必要だろうが、大きな方向としては必要なところに必要な資源がはいぶんされておらず、医師会が考えていることすら実現できなくなっていくという矛盾がある。

著作物の違法コピー問題は技術と理論の本質を次第に明らかにしつつある。およそ世界で考えうるものはすべて存在しうる。おなじクラスの世界では、おなじ言語が使用されればコミュニケーションが可能になるということではないのか。暗号技術で防御しようとすること自体、究極の無駄なあがきに見える。ハッカーを擁護してそう言うのでなく、理屈で考えてどうもおかしいと思う。

精神鑑定と医師の倫理

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8人もの児童の命を奪い、多数のけが人をだした池田の小学校への包丁男乱入事件。いたましい。その後の報道を聞くにつけ感じるのは総理大臣の指摘にある刑法の不備もあるだろうが、精神異常者という医師の診断により、犯罪者を一転して保護すべき弱者に仕立て、局面を一気に逆転するわが国の人権感覚だ。医師の診断の社会的責任をこそ厳しく吟味し、医学におけるその根拠を徹底的に問わねばならない。精神疾患で患者の社会的責任を問うことを禁ずるほどの症状であれば、行動を制約する措置をとるのが診断した医師の社会的責任だ。患者の責任を問わないならその程度に応じて診断した医師の責任が厳しく問われるべきだ。別の医師が診断したと言うなら双方を論争させ決着させればよい。

第一義的に医師は正しく診断できる自信がなければ正直にわからないと報告すべきだ。プライドばかりが前面に出て、権威を振りかざし、自らの診断に固執する医師は社会的に存在する資格がない。

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