イラク戦争の根拠は結局なかった話で、その責任はいまやブレア政権の存立をかけた泥仕合になっている。BBCの判断が正しかったのか、「報道機関の倫理」とやらが金科玉条のように唱えられているが言論の自由はいまや報道にまつわる情報源の秘匿などという前時代的なもので守られるのかあやしくなってきた。言論の自由を言うより、言論の暴力を問題にするべきではないか。かび臭い倫理を重視するあまり守るべき大きな何かをBBCが失う瀬戸際にあると感じる。
長崎の幼児殺害では法務省の躍起の努力にもかかわらず、加害者情報は真実も偽情報もNETにあふれている。そして、加害者が守られるべき未成年者ならその保護者が名乗り出るべきとの大臣発言は非難された。なにか狂っていないか?言い方があったにしても。法は守られるべきだが、時代錯誤の法は修正を受けていかざるを得ない運命にある。枝葉末節で法を守り、ソクラテスのごとく死を待つのか。大切なものをひとは失いたくないはずだ。被害者の人権を主張する被害者家族の声にもっと耳を傾けるべきだ。
