今般の日興コーディアルグループの問題はわが国の金融行政が着実に欧米型へ変貌していることを窺わせた。新聞等では、はじめのうちはよくわからない、腑に落ちないというトーンから一転して論調が当局寄りへ変化した。会社がトップの交代へ進んだあとは、原因も不明なまま、会社のおこなった行為は証券等監視委員会の指摘にあるような不適切なものであったという判断へ変化している。会社がそこまで追い込まれたのは東証の会見においてSPC会計処理が明確なルールのないいわば無法地帯に近い場所でのことという確認があったこと、そしておそらく社内での批判のたかまりがあったからなのだろう。是非はともかくとして、BLOGなどでコンプライアンス上の問題を盛んに話題にされていたことも影響しているだろう。新聞の取材もこういった流れのなかでは半信半疑だったともいえる。今回はライブドア問題に続き、インターネットの力を改めて見せつけられた気がする。
2006年12月アーカイブ
なにか、大きな政治の季節が到来する予兆を感じる。
国連、ボルトン大使更迭、外務省西田審議官更迭、亡命者の不審死による英国とロシアの不信の増大、中国で保守派の巻き返し、ロシアの暗部の勢力拡大、レバノンの不安定化。これらはつながっていると感じる。この2週間で一気に世界は流動化しつつあるという気分になった。
米国の景気の後退と日本の消費の低迷、EUとロシアの対立、中米の反米勢力の拡大なども不安定要因だ。米国は四面楚歌であり、内部には不法移民の増大を抱えている。イラク政策の失敗で国内は気分的にやりきれない状況だろう。
どうしても政治的、宗教的事象にコメントをすることとなるので永らくエントリーを控えていたが、大いなる変化の兆しを感じるので再び復活します。これまでのエントリーは全て転記しましたが、LINK切れなど多々あります。
