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生物兵器に使われる細菌のDNA情報をネットで公開
Kristen Philipkoski
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2002年9月24日 2:00am PDT
生物兵器にも使われる病原菌、ブルセラ菌のゲノム(DNAの全塩基配列)が解読され、インターネットで誰でも自由に情報を入手できるようになっている。
テロリストたちも確実にインターネットを利用していることを考えれば、恐ろしいことに思える。ところが専門家たちによると、テロリストがこの情報を用いて生物兵器を開発できるほど高度な科学知識を有している可能性はほとんどないという。
議論の余地はあるものの、科学者たちの多くは、この病原菌のゲノム情報を
一般に公開する
ことは、弊害よりもメリットのほうが大きいと考えている。メリーランド州にある非営利組織
ゲノム研究所
(TIGR)の研究者たちが解読したこのブルセラ菌のゲノム情報を共有すれば、ワクチンを開発し、菌を迅速に特定する方法を見出すのに役立つというのだ。
「(ブルセラ菌のゲノムについて)より多くの知識を得れば、それだけ対策を講じるのも容易になる」と語るのは、カリフォルニア大学デービス校で微生物学を教える上級講師、
マーク・ウィーリス氏
。
「もちろん(危険は)ある――だが私は、塩基配列の情報が公開されることで、この菌の重要な基礎研究を行なっている研究者たちにもたらされるメリットのほうがはるかに大きいと考えている」
人間の場合、
ブルセラ菌
に感染した場合の初期症状は、インフルエンザのそれとやや似ており、早期発見が難しい。生命に関わることは稀だが、感染すると発熱したり、見当識[周囲の状況などを正しく把握する機能]に障害が出たりして、生活や仕事に影響をきたす。また関節炎や心臓病、脳の機能障害など、長期におよぶ重い疾患を引き起こす場合もある。
感染した場合、高価な抗生物質を1年間にわたり大量投与するしか治療法はない。
TIGRの研究員で、ブルセラ菌のゲノム解読プロジェクトを率いたイアン・ポールセン氏は、ある感染者の症状を次のように説明した。「パンツ1枚で家の前庭をうろつくことさえあった。だが本人は意識が混濁していて、何が起こっているのかもわからない。仮に軍隊に対してこの菌が使用されれば、とうてい戦うことなどできなくなるだろう」
人間の場合、感染した動物の組織に触れたり、菌に汚染された食品を口にしたり、菌を吸い込んだりすることで
感染する
可能性がある。人から人へ感染することは稀だ。
米陸軍は、1950年代から60年代にかけてブルセラ菌を充填した砲弾や爆弾を開発した。備蓄されていたそれらの兵器は1969年、政府が生物兵器計画を中止した際に廃棄されている。
だが冷戦時代には、米国以外の国々もブルセラ菌を用いた兵器を開発していた。つまり、多くの科学者が言うように、テロリストが現在オンラインで入手可能なブルセラ菌の遺伝情報を利用できるほど高度な知識を持ち合わせていなくとも、国家の支援があればそうした生物兵器の開発も不可能ではないのだ。
「たとえば、イラクにはそれができる。だが、テロリストだけでは無理だ」とウィーリス氏。
人々の不安を払拭するため、
米国科学アカデミー
をはじめとする複数の組織が現在、一部のDNA塩基配列情報に関して、それを公開すべきかどうかを判断するためのガイドラインの策定を進めている。
だが今のところ研究者たちは、情報を入手可能な状態にすることで得られる医療面でのメリットに注目している。
「DNAの塩基配列がわかっているため、今では
マイクロアレイ(DNAチップ)
などのゲノム解析技術を使って、病原菌の存在を確かめたり、同じ病原菌でもどの菌株かを突き止めたりできる」とポールセン氏は話す。
感染したのがどの菌株かを知ることは、ブルセラ症を発症した患者を治療するための重要なカギとなる。
ポールセン氏率いるTIGRの研究チームが解読したのは、ブルセラ菌の中でも『ブタ流産菌』
(Brucella suis)
と呼ばれる菌株のDNA塩基配列だ。一般にブタに感染するものだが、人間にも感染する。研究者たちはこれを『
マルタ熱菌
』
(Brucella melitensis)
というヤギにも人間にも感染するタイプの菌株と比較した。
TIGRが次に予定しているのは、ヒツジには感染するが人間には感染しない菌株を解読することだ。人間に感染するものとしないものとを比較すれば、ブルセラ症を引き起こす特定の遺伝子が明らかになると考えられる。
また、とりわけ進化生物学者にとって興味深い、驚くべきことが発見されている。ブタに感染するブルセラ菌のゲノムと、植物に感染する病原菌との間に、基本的なところで共通点が見られるのだ。
「つまりこの2つは、われわれが考えるよりずっと最近まで共通の祖先を有していたことになる。恐らくどちらも、数千万年前に同じ土壌中の微生物を起源として生まれたのだろう」とポールセン氏は述べた。
TIGRの研究は今週、『
米国科学アカデミー紀要
』(PNAS)のオンライン版で発表された。
[日本語版:多々良和臣/高橋朋子]
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TITLE:生物兵器に使われる細菌のDNA情報をネットで公開
DATE:2002/09/30 23:38
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http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020930302.html