両生類死なすカビ上陸、輸入カエルで感染初確認

 輸入されたペットのカエルが、両生類を死に至らしめるカビの一種「ツボカビ」に感染していることがわかった。人にうつることはないが、根絶が難しいため 野生のカエルにまん延すれば国内の生態系を破壊する恐れがある。日本野生動物医学会や世界自然保護基金(WWF)ジャパンなどは13日、「飼育しているカ エルや死んだカエルを野外に投棄することは厳禁」などとする緊急声明を出す。

 発見されたツボカビはカエルやサンショウウオなどの皮膚に感染し、いったん感染すると90%以上が死んでしまう。両生類が住む水を通じて広まると考えられており、オーストラリアや中米などでは野生のカエルの激減を招き問題となっている。

 今回、国内で見つかったのは、都内でペットとして飼われていた中南米産のカエル。昨年暮れに異常死したことから獣医師を通じて麻布大学に持ち込まれ、12月にツボカビ感染が確認された。アジアで正式に見つかったのは今回が初めて。  (13:30)


● 最新主要記事一覧

▼ 今日の主要記事アーカイブ


ご購読のお申し込み