失われた 化石記録

 

著者   J.ウイリアム ショップ

翻訳   阿部 勝巳

出版社  講談社

 

    古細菌の世界を生き生きと描き出している。

 

    古細菌とくにシアノバクテリアの歴史と発見された化石の意味を生き生きと描き出しており、われわれ哺乳類をはじめとする現在の生物がどのような発生の歴史を経てきたか、迫力のある話がつづく。

 

    この本を読んでいると生存に最もふさわしい適応性とはなにか。もっとも強い生き物はなにかということを、あらためて考えさせられる。われわれ人類はひ弱で、最も弱い生物ではないか?環境の変化におそらくひとたまりもなく駆逐され、絶滅してしまうであろう。それに引き比べてシアノバクテリアの逞しさと、生存してきた歴史には圧倒される。興奮する一冊の書物であった。

 

    この本は983月購入している。 

 

    BLOG2ちゃんねるのひろゆき氏が同じことを興味深く書いている。生命力のある直感に優れた才能はこういったことをきちんと把握しているんだなと変なところで感心した。