変化

 

    すべては変化する。

    変化は時間で微分すればひとつ。

    変化するものは同じものの別の見え方。あるものは不変。変化するものはないもの。

    太平記で言う「うたかた」。消えるもの。

 

    変化するものはかしこい。変わらないものは馬鹿。

    センスは変化する。流行に流されるのはかしこい。

    あたらしいものは変化によって生ずる。世界は変化によってあたらしいものを生み出す。

    あたらしいものであって消滅しないで残存するものがあたらしい常識となる。

    ほとんどが消滅するのにごく一部の変化の結果だけが残る。

 

    獲得形質の遺伝も同様。言語のゆっくりした変化も同様。常識の変化も同様。