暗号
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暗号はコミュニケーションの原点。
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二人だけの言葉。二人だけにわかっている合図。
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関係者が増えれば暗号でなくなる。
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だから秘密が暗号の要件。
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だけどあなただけという秘密は、だれかに知らせたい。うれしい秘密は世界に知らせたい。
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そうでなくともひとに漏らしてはいけない秘密を秘匿しつづけるのは精神力がいる。
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秘密を共有する関係者が増えるほど、外部に秘密の漏れるリスクは高くなる。
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外部との情報の遮断がジレンマとなって裏切りは生まれる。これでよいのかという疑念。
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キーが入手できれば暗号はもろい。内と外はおなじ情報レベル。同じクラス。
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鍵をいかに精巧に作っても、その鍵を使う人間が管理できなければ意味がない。
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だれが鍵を管理し、だれがその鍵を使用することを許されるのか。それが問題だ。